こだわりの修理事例

マツダFD3S型 RX-7


東京都目黒区在住U様より全塗装のご依頼を頂きましたFD3S型 RX-7のご入庫です。
ガンメタからグロスブラックに色替えしてほしいとのご要望です。


作業の流れ

フロントバンパーから順番に外せる部品は極力外して作業していきます。
色替えのオールペイントですので、裏面まできっちり塗装するためにもパーツの脱着はとても重要な作業となります。

パーツの脱着が終わり、サンディングベイで下地作業のためのマスキングです。

まず、機械の入らないボディの内側を中心にスコッチブライトで空研ぎします。

続いてボディの外板パネルを400番のペーパーを付けたダブルアクションサンダーで空研ぎしていきます。

ステップ等の狭い場所は小さなダブルアクションサンダーや手作業で足付けしていきます。

空研ぎが終わると800番~1000番の耐水ペーパーを使って水磨ぎをします。
これで、ボディの下地作業が完了です。

サイマ社のイタリア製高級塗装ブースの中でマツダFD3S型 RX-7のマスキングが終わり、シリコンオフで脱脂をしたら塗装前の準備が完了です。

ボディの塗装が終わりました。今回は、お客様のご要望により特殊クリアーコート(耐スリ傷クリアー)で施工しております。
DUPONT社のCC6300と呼ばれるクリアーで仕上げました。



パーツは極力ボディに取付けられている状態を再現して専用の台にセットしていきます。
こうすることによって新車と同じような塗装肌を再現することが可能になることと、裏面の隅々まできっちり塗装することが出来るからです。

バンパーやミラーも同様に作業を進めます。

パーツの塗装が終わりました。

見てください!この塗装肌や艶感は完璧です。



慎重にパーツの組み付けを行い完成です。

お客様のご来店される前日に、室内清掃や洗車を行った後、最終の仕上げ作業を行います。
部品取付け時の手垢や洗車した際に出来る細かな傷を完璧に無くすために必要な作業だと考えているからです。


最後に、お客様にお渡しするオリジナルアルバムの製作です。
坂本オート・サービスでは色替え全塗装の施工をさせて頂いたお客様に対しまして、記念にオリジナルアルバム(作業工程の写真)を製作しております。
末永いお付き合いをさせて頂く思いで、ひとつひとつ丁寧に製作してお渡しいたしております。


完成です!

T様のこだわりを弊社の設備や技術を駆使して実現出来たことが何よりも嬉しく思います。
生まれ変わった愛車をこれからも大切になさってください。
この度は、坂本オート・サービスにマツダFD3S型 RX-7のオールペイントをご用命頂き、ありがとうございました。


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