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板金塗装事例

メルセデスベンツS550ロング(W221)


千葉県成田市にお住いのK様より修理のご依頼されましたメルセデスベンツS550ロング(W221)のご入庫です。

 

修理依頼の内容

誤って自宅駐車場の壁にぶつけてしまったお車の修理事例です。
数ヶ月前に車両保険を使って修理していることもあり、今回は大幅な保険料のアップを避けるため自費での修理となりました。

修理作業の流れ

フロントバンパーから順番にダメージを受けたパーツを取り外します。

フロントフェンダーはアルミで出来ているため、通常使っている鉄のハンマーではなくアルミ専用ハンマーやゴム製ハンマーを使って慎重に形を整えていきます。
アルミ製の部品には、鉄が混じると腐食しやすくなってしまう為、ハンマーはもちろんですが、ドライバー等の工具もアルミ専用のものを使って修理しています。

板金が終わったら、サンディングルームのビニールカーテンを閉めて(鉄粉を避けるため)塗膜を削りパテを塗っていきます。


パテを平らに削ったら板金作業が完了です。

フロントバンパーにもダメージがありましたので修正しました。

ここからは塗装作業です。2液型サフェーサーを塗装し、赤外線乾燥機で60℃×20分、強制乾燥させます。

まず、320番ペーパーで空研ぎします。その後、マスキングテープを使ってオリジナルのプレスラインを再現させていきます。


最後に、800番のペーパーを使い水研ぎで仕上げます。

水磨ぎが終わり下地処理の完了です。脱脂してから塗装に移ります。
今回は自費での修理でしたので、パーツ代の負担を極力避ける為、メッキモールはマスキングして塗装致しました。

ゴミやほこりをシャットアウトされた塗装ブースの中でメルセデスベンツ指定のRM社の高級水性塗料を使い、オリジナルの塗装肌を再現していきます。

塗装ブースで乾燥後、磨きからパーツの組み付けに移ります。

最後に、完成検査やベンツ専用テスターを使ったチェックを行い完成です。

完成です!

完成致しました。アルミ製のフロントフェンダーの修理でしたが、いつもの通り何事も無かったかのように修理完了です。
この度は、千葉県唯一のメルセデスベンツ正規販売店指定板金塗装工場でもある坂本オート・サービスにメルセデスベンツS550ロング(W221)の板金塗装をご用命頂きありがとうございました。

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