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停車中に左フロント部を相手の車に擦られてしまい、傷やへこみが出来てしまった被害車両のお車の修理事例です。左フロントホイールにも損傷が見られたため、４輪アライメント測定も行いました。

フロントバンパーから順番に取り外し、左フロントフェンダーの交換作業に移ります。

フロントフェンダーを外したところで、内部の損傷を確認します。
今回はフェンダー取付け部に若干の変形が見られた為、修正作業を致しました。

輸入車の場合、海外からパーツが送られて来るため、箱から取り出してヘコミや変形が無いか確実に検品してから作業に入ります。

新品パーツをボディに取り付けします。新品とは言え必ず現車にあわせて、赤い矢印をしたところを中心に隙間や高さの調整をしていきます。

調整作業が終わると板金作業が完了です。

続いて塗装作業に移ります。多角型分光測色機（アクワイヤーⅡ）を使って色の配合を調べます。

アクワイヤーⅡはハイテクな機械ではありますが、最後は熟練した職人の目で微調整して行き、出来る限り現車に近かづけます。

新品のフロントフェンダーに2液型のカラーサフェーサーを塗装します。

塗装が終わりました。塗装ブースで乾燥後、磨きからパーツの組み付けに移ります。

四輪アライメント調整を行ってから、完成検査やテスターを使ったチェックして完成です。

完成致しました。いつもの通り、何事も無かったかのように修理完了です。
この度は、あいおい損保指定板金塗装工場でもある坂本オート・サービスにジープ　チェロキーの板金塗装のご用命頂きありがとうございました。