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板金塗装事例

ポルシェ911 板金塗装事例


千葉県成田市にお住いのN様より修理のご依頼されました
ポルシェ911(997型)のご入庫です。

 

修理依頼の内容

バックで駐車する際に誤って左フロント部分を縁石にぶつけてしまったお車の修理事例です。車両保険を使っての修理ですが、法人フリート契約の為、修理費用と品質のバランスを考慮して作業に取り掛かります。(フリート契約では、保険会社に払う保険料と保険会社が実際に払った保険金との比率をもとに計算されており、事故が続いて起きた年や大きな事故があった年の翌年には、全車の保険料が大幅に上がる事があるからです。たった1件の事故でも損害額が多額になれば全車両の優良割引が落ちて、保険料がイッキに高くなってしまいます)

修理作業の流れ

まず、フロントバンパーや左フロントフェンダー及び左フロントドアを取り外します。その後、左ステップ(サイドシル)にスタッドを使いワッシャーを溶接します。少しずつ元の高さまで引き出します。


高さが元通りになったところで、フェンダーを取付けして隙間やチリを確認します。


サイドシルも板金しただけでは鉄板のわずかな凹凸やひずみを取りきることはできないので、パテを付け赤外線ヒーターを使い充分に硬化させてから平らに研いで仕上げます。

フロントフェンダーとドアも同様に仕上げていきます。


パテ研ぎが終わりフロントフェンダーを仮組みしてから最後にプレスラインの復元に細心の注意を払って仕上げます。

サフェーサーを塗装してからチッピングコートと呼ばれる凹凸部分をダメージの無い右側のサイドシルと同じ肌になるように忠実に再現させてから上塗り塗装します。

RM社製の高級水性塗料を使い、ポルシェ本来の塗装肌を再現させて塗装作業が完了です。

ホイールにもダメージがありましたので新品部品に交換してから念の為、四輪アライメント測定を行い新車時のアライメントデータと狂いがないか確認してから作業が終わりになります。

完成です。

完成致しました。いつもの通り、何事も無かったかのように修理完了です。坂本オート・サービスでは、個人・法人のお客様問わず、またフリート契約やその他の保険でも、出来る限りお客様のご要望に合った修理方法を提案させていただいております。この度は、坂本オート・サービスにポルシェ911(997型)鈑金修理をご用命頂き、ありがとうございました!

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