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板金塗装事例

ハイエース


千葉県八街市にお住いのA様よりご依頼されましたトヨタ・ハイエースでキャンピングカー仕様にカスタムされたお車のご入庫です。 

 

<修理依頼の内容>

左スライドドアと左リアフェンダーを柱にぶつけてしまい、ダメージを受けてしまったお車です。車両保険を使って修理する予定でしたが、最近改定された自動車保険料率改正(事故有り係数の導入)により車両保険使用後3年間の保険料増額のお支払いを考えますと、今回は車両保険を使わず修理したほうがいいと判断し、自費で修理致しました。


まず、お車を出来るだけ汚さないようにタイヤカバー等を付けてから作業に入ります。

へこんでいる部分だけベルトサンダーで削ります。

ピンポイントでスタッドを使いワッシャーを溶接します。少しずつ元の高さまで引き出します。

元の高さまで引き出したら鈑金が完了です。脱脂後、パテを薄く平らにつけます。

ここでは、小さなヘラで付けたパテをパテワイパーと呼ばれる長い定規のようなもの使って平らになるように付けていきます。坂本オート・サービスでは、さまざまな道具を使いこなしており、ワイパーを使うことによってパテを付け終った時点で、すでにほぼ完璧に平らになるからです。

短波と呼ばれる赤外線乾燥機で60℃×20分、強制乾燥させてから、ガイドコートと呼ばれる黒い粉を付けてサンディングします。120番→180番→240番と言う風に少しずつ細かいペーパーで仕上げていきます。

パテが平らに削り終わりました。

サフェーサーを塗装し終えたところです。

ここでも、しっかりガイドコートをして平らに磨いでいきます。

マスキングです。今回は自費での修理ですので、あまり部品を取り外さなくても綺麗に見えるように、少し工夫をしてプレスライン等を使いうまく分からなく塗装作業しました。

ゴミやほこりをシャットアウトされた塗装ブースの中でRM社の高級水性塗料を使い、その日の気温・湿度を考えてシンナーの選択をして、ハイエースオリジナルの塗装肌を再現していきます。

完成です!

いつもの通り完璧に復元いたしました。修理費用を極力控えた自費での作業でも、完成までいっさい手を抜かず作業致しております。
このたびは、坂本オート・サービスにハイエースのキャンピングカーの鈑金修理をご用命頂き、ありがとうございました。


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