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板金塗装事例

フェラーリF355 ベルリネッタ


千葉県成田市にお住まいのT様より板金塗装の修理をご依頼されましたフェラーリF355 ベルリネッタのご入庫です。

 

修理依頼の内容

強風で自宅カーポートの柱が倒れてしまい、ボディに傷が付いてしまったお車の修理事例です。広範囲の修理が必要となりましたので、車両保険を使って修理することになりました。

修理作業の流れ

フロントバンパーをボディから取り外していきます。

リヤバンパーも同様に外していきます。

右フロントドアも分解していきます。

続いてフロントウインドガラスやリヤウインドガラスの脱着作業を行うため、室内のシートやロールバーもすべて取り外していきます。ここでほぼすべてのパーツの脱着作業が完了です。

傷の修理作業に入ります。
右リヤフェンダーの傷からダブルアクションサンダーで削り落としていきます。

フロントバンパーとリヤバンパーは飛び石の傷も合わせて修理していきます。

2液型のサフェーサーを塗装します。

赤外線乾燥機で60℃×20分強制乾燥後、320番のペーパーで空研ぎをしてから800番の耐水ペーパーで下地を仕上げていきます。


調色作業です。いつも通り0.1グラム単位でカラーベースを配合していき、フェラーリF355 ベルリネッタのオリジナルボディカラーを再現していきます。

イタリア製の塗装ブースの中にフェラーリF355を入れ、マスキング作業に取り掛かります。
このお車は、リヤフェンダーとルーフに繋ぎ目が無いため、クリアーのボカシ目が出ないよう反対側のリヤフェンダーまで塗装するという大掛かりな作業となりました。

フェラーリF355 ベルリネッタのオリジナル塗装肌を再現させ塗装が終わりました。

続いてパーツの塗装です。
専用の台にセットして塗装前の準備が完了致しました。

こちらもオリジナルの塗装肌を再現させて塗装完了です。

磨きの後、分解したパーツの組み付けに移ります。

ルーフサイドのモールやリヤフェンダーのガラスは再利用出来ないため、新品パーツに交換となりました。
最後に完成検査やテスターを使ったチェックを行い完成です。

完成です!

いつも通り何事も無かったかのように修理が完了致しました。
T様、年々コンディション良いフェラーリF355が減って来てしまっていますが、これからも末永く大切になさってください!
この度は、坂本オート・サービスにフェラーリF355 ベルリネッタの鈑金修理をご用命頂き、ありがとうございました。

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