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板金塗装事例

ポルシェ パナメーラ


茨城県稲敷郡在住R様より板金塗装の修理をご依頼されましたポルシェ パナメーラのご入庫です。

 

修理依頼の内容

駐車場で誤って隣の車に接触してしまい、フロントバンパーが損傷してしまったお車の修理事例です。このお車は社外品のエアロバンパーを装着しており、新品パーツの供給に時間が掛かるため為、交換ではなく修理となりました。

作業の流れ

まずフロントバンパーを取り外し、付属している小さなパーツも分解していきます。

ダメージ受けた部分の塗装をダブルアクションサンダーで削り取ります。


FRP製のバンパーのため、このようなガラス繊維で出来たFRP補修セットを使って修理します。

回りをアルミテープで囲い、樹脂を塗ってからガラス繊維を貼り付けていきます。
この工程を2度繰り返し、裏も同様に作業します。

乾燥後、粗いペーパーを付けたダブルアクションサンダーで形を整えていきます。

その後、パテを塗って表面を平滑に仕上げます。

最後にバンパーをボディに取り付け、フェンダーから繋がるラインを成形して板金作業が完了です。

続いて塗装作業に移ります。
2液型サフェーサーを塗装するために、バンパー全体を320番のペーパーで空研ぎしていきます。


2液型サフェーサーをバンパー全部に吹き付けます。

乾燥後、空研ぎから水研ぎを行って平滑に仕上げていきます。

ボディに極力近い色のカラーデータを選びだしてから調色作業を行います。0.1グラム単位でカラーベースを配合していき、ポルシェ パナメーラオリジナルのボディカラーを再現していきます。


ゴミやほこりがシャットアウトされた塗装ブースの中で専用の台にセットして塗装前の準備が完了です。

先にグリルのシルバー部分にカラーベースを塗装します。
その後、シルバー部分をマスキングしてバンパー全体に白色のカラーベースを塗装します。


マスキングを剥がし、クリアー塗装を行って完成となります。

磨きからパーツの組み付けに移り、完成検査やテスターを使ったチェックを行い完成です。

完成です!

完成致しました。
FRP製のエアロバンパーでも、いつもの通り何事も無かったかのように修理完了です。
この度は、坂本オート・サービスにポルシェ パナメーラの板金塗装をご用命頂きありがとうございました。

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