四輪ホイールアライメントとは?

車のそれぞれのホイール(車軸)には、サスペンションによって、
さまざまな方向に大小の角度がつけられています。
これらの角度を適正な状態にそろえる事をホイールアライメントと言います。
トー(トーイン)・キャンバー・キャスターなどがそれです。
(本来はこれらを整列させることをアライメントと呼びました。)

また、アライメントの角度は、車両を使用するにあたって何らかの不具合が生じた場合に、
その不具合を解消する、または低減することを目的として開発されています。
自動車を正常に走行させるために、アライメント作業が一般的に行われています。
車は4つの車輪が適正な位置で的確に動作して、初めて本来の性能を発揮することが出来ます。
そこで、四輪トータルのホイールアライメントの測定が必要になってくるわけです。

4ホイールアライメントの必要性

  • 近年・自動車メーカーによる足回り機構の技術革新が進み、
    4WS・4WD等従来の整備技術では対応できない車両が増加し、
    また後輪アライメントの調整機構を備える車両が増大している為。

  • 現在の乗用車では燃費を改善する為に軽量化が進み、モノコックボディが大半をしめ、
    構造上シャシ構造の車両と比べ、前後輪両方のアライメントが狂いやすくなっている為。

  • サスペンションの四輪独立懸架化にともない、縁石への乗り上げ、悪路走行等により、
    各々のホイールが単独で勝手な方向に向いてしまい、アライメントが狂ってしまう為。

  • FF車の場合・前輪が後輪を引っ張って走行する為、
    後輪アライメントの狂いが高速走行安定に大きく影響を及ぼす為。
    現在の自動車は乗り心地をよくする目的から、多くのゴム製部品を使用し、
    路面からの衝撃を和らげています。これらのゴム製部品が経年変化により変形したり、
    磨耗することによりアライメントが狂ってしまいます。
    車両の高級化・高性能化にともない走行性能及び走行安定性を求めるユーザーの声が
    多く聞こえるようになり、これらユーザーの要望に応える為。

  • 上記にともない高価な高性能ワイドタイヤを装着するユーザーが増加している為。
    これらのタイヤは一般的にグリップ性能向上の目的からやわらかい材質を使用しているため、
    従来のタイヤに比較して15~30%早く磨耗してしまいます。
    また同じキャンバー角であった場合・ワイドタイヤの方が片べりが目立ちやすいため、
    より正確なアライメント調整が必要となります。

  • 近年生産物保証制度(PL法)が施行され、これにより運悪く事故が起きた場合、
    車の販売店や事故車の修理をした整備工場はその車の足回り、特にアライメントが、
    完全なものであった事を証明しなければならなくなっています。
    これにより車のオーナー様の了解が得られない場合には、PL法により訴訟を起こされる事がある為。


上記の事により、コンプライアンスを遵守する坂本オート・サービスでは、
事故を起されてしまったお車を修復する上で、美観の回復はもちろん、
安心と安全の確保に大きな影響力を持つ4ホイールアライメントシステムを導入し
新車時の数値まで完璧に復元し、見た目だけでなく、修理後の保証を実施しております。

 

<4輪トータルアライメント調整>測定料金込

国産乗用車 ¥18,900
国産スポーツカー ¥21,000
外車乗用車 ¥25,200
外車スポーツカー ¥36,750

  • 一般的には1時間程度お待ちいただければ作業が完了しますが
    車種や調整箇所によって作業時間が異なります。(要予約)
  • シム調整タイプの車両は別途お見積りになります。

みなさまのご来店を心よりお待ちしております。

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